「仲介業者」とうまく付き合う方法

お世話になる気持ちを伝える

本ブログは、「是非、私(弊社)にはこうしてくださいね!」とお願いする内容ではありません。

これをお読みになった方が、売主あるいは買主となって売買を成功する確率を高めるための内容です。

 

貴方がいずれ売主か買主として売買契約することになれば、その時に仲介手数料を支払うことになります。

しかし、売買契約に至るまでの間、基本、仲介業者や営業マンはお客様には一切金銭を請求しません。

 

仲介営業マンは、まず貴方が探しているニーズを聞き、何件かの売り物件を収集します。

そして、貴方と物件売主との日時を調整し、複数の物件を案内します。

案内した結果の多くは、貴方のお眼鏡に叶うことなく、見送られます。

 

仲介営業マンは、貴方が売却を検討している物件を調査し、詳細な査定報告書を作成します。

貴方のご都合に合わせて日時を調整し、査定報告書の内容を丁寧に説明します。

査定報告した結果の多くは、売却を任せられることなく終了します。

 

私の勝手な想像ですが、仲介営業マンの日々の業務の7割は無償サービスです。

やや辛辣な言葉を使うのであれば、「日々、骨折り損のくたびれ儲け」なのです。

 

「だって、それが仕事でしょう?」と言われてしまえばそれまでですが

最終的に売買契約にまで至らなかった場合、貴方が仲介営業マンから受けたサービスは

第三者から見れば、無償のボランティアサービスに見えることでしょう。

 

せめて、「物件を案内していただいた」「丁寧な査定をしていただいた」という気持ちを

何らか目に見える形で営業マンに伝えてあげてはいかがでしょうか?

 

良い物件が見つかるかどうか、うまく売却ができるかどうかは営業マンの手腕にかかっています。

その日が来るまで、貴方を担当した営業マンで売買が成立するかどうかはわかりませんが、

その日のために、営業マンとの人間関係は良好にしておくに越したことはありません。

 

ほんのちょっとしたお菓子などでも構わないと思います。

貴方の感謝を営業マンに伝えてみてはいかがでしょうか?